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こいこいのローカルルールと任天堂ルール

最終更新日:

こいこいには、全国共通の公式ルールがありません。任天堂が公開している遊び方がよく参照される一方で、点数の倍付け(ばいづけ)や「菊に盃」の扱いなどは、遊ぶ場所によってさまざまなローカルルールがあります。このページでは、ルールごとに任天堂の遊び方、よくあるローカルルール、このゲームのルールを並べ、部屋の設定で変えられるかどうかもまとめました。

ルール比較表

ルールによって違いが出る項目を並べました。「よくあるローカルルール」は、任天堂以外の日本語・英語のルール解説に見られるものです(出典はページの最後にまとめています)。いちばん右の列は、自分で部屋を作るときに変えられるかどうかです。

こいこいのルール比較:任天堂・ローカルルール・このゲーム
ルール任天堂よくあるローカルルールこのゲーム部屋の設定
高得点の倍付け合計7点以上で2倍7点以上で2倍が一般的。倍付けなしのルールも8点以上で2倍あり:「8点以上で2倍」のオン・オフ(初期設定はオン、8点は固定)
こいこいの倍率こいこいの後に相手が上がると、相手の点数が2倍1回だけ2倍(7点以上の倍付けと重なって4倍)/こいこいのたびに2倍(2倍・4倍・8倍)/回数+1倍2人の宣言回数の合計+1倍を、その回の勝者に固定
こいこいの回数こいこいの後、どちらかに役ができた時点でその回は終了2人とも何度でも宣言できるルールが多い。1回までとするルールも2人とも何度でも固定
菊に盃をカスにも数えるか数える(タネ札でありカス札でもある)両方に数える/どちらか一方/タネのみ数えない(タネ札のみ)固定
花見酒・月見酒各5点5点または3点/採用しない/ほかの役があるときだけ/雨流れ・霧流れで無効各5点(いつでも有効)固定
猪鹿蝶とタネ、赤短・青短とタン猪鹿蝶ができるとタネは無効、赤短か青短ができるとタンは無効無効とするルールと、両方数えるルール両方数える(枚数による加点も)固定
手役(手四・くっつき)6点で、その回は終了同じ。手役を採用せずに配り直すルールも6点で、その回は終了固定
2人とも手役記載なしどちらにも点数は入らない親の手役を数える固定
場に同じ月の札4枚配り直し配り直し/親が4枚を取る/親が6点で上がる配り直し固定
場札が2枚ずつ4組「札が偏っている場合」は配り直し(例に挙がるのは4枚そろいのみ)配り直し(Fuda Wiki、ウィキペディア英語版)/そのまま続行そのまま続行固定
取れる札があるのに、合わない札を出す明記なし自由(Fuda Wikiなど)。英語圏には「必ず取る」とする解説も自由(合う札を出したら必ず取る)固定
最初の親札を1枚ずつめくり、月の早い方同じ。同じ月なら点数の高い札月の早い方。同じ月なら点数の高い札(オンラインはコイントス)固定
次の回の親その回の勝者勝者、または交互その回の勝者固定
役ができずに終わった回ノーゲームで、親を交代点数なし(親は継続か交代)/親権で親が得点/つかずで子が得点点数なし。親はそのまま固定
回戦数12回戦12回戦(1年)・6回戦(半どん)・3回戦(1季)、または目標点まで6回戦か12回戦あり:6回戦(初期設定)か12回戦
点数の数え方各回の得点を合計し、12回戦後に多い方が勝ち合計する方式/勝者の得点を敗者から差し引く方式持ち点25点から負けた側が支払う(残りの持ち点まで)。0点で終了固定
役の点数五光10点・四光8点・雨四光7点・三光5点など五光15点・三光6点など任天堂と同じ固定

部屋の設定で変えられること

部屋を作るときは、回戦数と2つの設定を選べます。ロビーで「部屋を作成」の下にある「コンピュータと練習」も、同じ回戦数と設定で始まります。トップページの練習ボタンからは、その端末で最後に練習に使った設定(一度も変えていなければ両方オン)で6回戦を始めます。

このゲームの部屋の設定
設定(選択肢)内容
回戦数6回戦・12回戦(初期設定は6回戦)対戦の長さです。途中で持ち点がなくなれば、その時点で終わります。
8点以上で2倍オン・オフ(初期設定はオン)オン:その回の合計が8点以上なら2倍になり、こいこいの倍率もかかります。オフ:倍率はこいこいの分だけです。
アシスト表示オン・オフ(初期設定はオン)表示だけの設定です。取れる手札が光り、選んだ札に合う場札も光ります。ルールや点数は変わりません。

公開・非公開やパスワードは、部屋を見つけて入れる人を決めるもので、ルールではありません。オンライン対戦では、対戦を始めるときに2人の端末が交わす認証の手順(ハンドシェイク)に回戦数と部屋の設定が組み込まれていて、設定が食い違う端末とは対戦が始まりません。そのため、2人は必ず同じルールで対戦します。設定はロビーの部屋一覧に「8点以上×2」「8点で倍なし」のように表示されます。7点以上で2倍にする設定や、任天堂ルールに切り替える設定はありません。比較表で「固定」としたルールは、どの対戦でも同じです。

任天堂の遊び方

任天堂は、花札のサイトでこいこいの遊び方を公開しています[1]。こいこいには公式ルールと呼べるものが特になく、任天堂のサイトに載っているルールがよく参照される、と説明しているルール解説サイトもあります[10]。任天堂の遊び方の要点は次のとおりです。

  • 2人で12回戦を行い、合計点の多い方が勝ち。
  • 札を1枚ずつめくり、月の早い方が親(先攻)。場札8枚と手札各8枚を2枚ずつ配り、場札に同じ月の札が4枚あるなど札が偏っているときは配り直し。
  • 配られた手札に同じ月の札が4枚、または2枚ずつ4組あれば6点で、その回は終了。
  • 先に役を作った人がその回の勝ち。ただし「こいこい」と宣言すれば続けられる。こいこいの後はどちらかに役ができた時点で終了し、相手が役を作った場合は、こいこいした人が0点、相手の点数は2倍。
  • 合計7点以上は2倍。勝った人が次の親。どちらも役ができなければノーゲームで、親を交代。
  • 役一覧の注記:「菊に盃」はカス札としても数える。猪鹿蝶(いのしかちょう)ができるとタネは無効、赤短(あかたん)か青短(あおたん)ができるとタンは無効。

役の種類と点数は、任天堂の役一覧と同じです。くわしくは役一覧をご覧ください。

倍付けは7点以上か、8点以上か

任天堂の遊び方には「合計点が7点以上であれば、得点を2倍します」とあります[1]。ウィキペディア日本語版も同じルールを挙げ、採用しないルールもあるとしています[2]。点数を文(もん)で数えることから、「7文倍付」とも呼ばれます[9]。Fuda Wikiによると、7点以上の倍付けはもともとローカルルールとして始まり、のちに多くのルールに取り入れられたものです[4]。

このゲームは「8点以上で2倍」です。部屋の設定でオン・オフを選べ、初期設定はオンです。オフにすると点数の大きさによる倍付けはなくなり、倍率はこいこいの分だけになります。8点という基準はこのゲーム独自のもので、このページで挙げた資料に8点を使うものはありません。違いが出るのは、ちょうど7点の役です。

同じ取り札の点数の比較(こいこいなし、または表に書いたとおり)
取り札任天堂このゲーム
雨四光7×2=14点7点
四光8×2=16点8×2=16点
三光でこいこい、その後に四光8×2=16点(自分のこいこいでは倍にならない)8×2×2=32点(倍付けオフなら8×2=16点)

倍付けとこいこいの倍率の組み合わせは点数計算のページで説明しています。

こいこいの倍率と宣言の回数

任天堂の遊び方では、こいこいの後はどちらかに役ができた時点でその回が終わります。相手が役を作った場合、こいこいした人は0点で、相手の点数は出来役の合計の2倍です[1]。ローカルルールには、ほかにも次のようなものがあります[2][4]。

  • 相手がこいこいしていたら、回数にかかわらず得点を1回だけ2倍にする。「倍返し」や「こい被り」と呼ばれ、7点以上の倍付けと重なると4倍になります[7][9]。
  • こいこいのたびに倍になる「こい倍」。1回で2倍、2回で4倍、3回で8倍です。
  • 自分がこいこいしたときだけ2倍、どちらかがこいこいしたら2倍、こいこいの回数+1倍など(Fuda Wiki)。
  • 宣言の回数も、各回戦で1回までとするルールと何度でもよいルールがあります[5]。新しい役ができたときだけ宣言でき、枚数が増えただけでは宣言できないルールもあります[4]。

このゲームのこいこいの倍率は2人に共通で、その回に2人が宣言したこいこいの合計回数に1を足した数です。この倍率は、こいこいした本人が勝った場合も含めて、その回の勝者の得点に掛かり、次の回には×1に戻ります。2人とも何度でも宣言できます。宣言した後は、新しい役ができるか枚数が増えて点数が上がったときに、改めて「こいこい」か「勝負」を選びます。両者の手札がなくなる最後の手番では「勝負」しか選べません。

その回のこいこいの回数と倍率
回数このゲームこい倍任天堂
0回×1×1×1
1回×2×2×2(こいこいしていない側が勝ったときだけ)
2回×3×4起こらない
3回×4×8起こらない

例:月見で一杯(5点)でこいこい。相手も役を作ってこいこい。その後あなたが「桜に幕」を取って花見で一杯もそろうと、合計10点です。8点以上で×2、こいこい2回で×3となり、10×2×3=60点を、相手の残りの持ち点まで受け取ります。どちらが宣言したこいこいも、その回に動く点数を大きくします。

菊に盃と花見酒・月見酒(雨流れ・霧流れ)

  • 菊に盃(9月・タネ・10点)
    菊に盃きくにさかずき9月・タネ札・10点
  • 桜に幕(3月・光・20点)
    桜に幕さくらにまく3月・光札・20点
  • 芒に月(8月・光・20点)
    芒に月すすきにつき8月・光札・20点

菊に盃(きくにさかずき)はタネ札ですが、「桜に幕」とそろえば花見で一杯、「芒に月」とそろえば月見で一杯にもなります。カス札としても数えるルールでは1枚で4つの役に関わるため、その強さを抑えるローカルルールが数多くあります[4]。

カス札としても数えるか

任天堂の遊び方では、「菊に盃」はカス札としても数えます[1]。ウィキペディア日本語版の「花札」は、ほかの札の代わりになる札を化札(ばけふだ)と呼び、9月9日の重陽(ちょうよう)の節句にちなんで、こいこいでは菊に盃を素札(すふだ、カス札のこと)としても見なせると説明しています[3]。一方で、タネかカスのどちらか一方として数えるルールや、タネ札としてだけ数えるルールもあります[4]。このゲームはタネ札としてだけ数えます。任天堂の遊び方ならカス9枚と菊に盃でカスが成立しますが、このゲームでは成立しません。

花見酒・月見酒

花見で一杯(花見酒)と月見で一杯(月見酒)は、任天堂の遊び方もこのゲームも各5点です。ウィキペディア日本語版は3点とするルールや、2つの役を採用しないルールも挙げ、「桜に幕」「芒に月」「菊に盃」の3枚を「のみ」(10点)として、花見酒・月見酒とは重ねない役も紹介しています[2]。Fuda Wikiには、ほかの役ができているときだけ認めるルールがあり、多くのゲームソフトでは花見酒・月見酒の有無を切り替えられると書かれています[4]。

  • 柳に小野道風(11月・光・20点)
    柳に小野道風
  • 柳に燕(11月・タネ・10点)
    柳に燕
  • 柳に短冊(11月・短冊・5点)
    柳に短冊
  • 柳のカス(11月・カス・1点)
    柳のカス
  • 桐に鳳凰(12月・光・20点)
    桐に鳳凰

柳(雨)の札によって花見酒・月見酒が無効になる「雨流れ(あめながれ)」、桐の札によって無効になる「霧流れ(きりながれ)」というローカルルールもあります[8]。どの札が条件になるか、取り札にあるときか場に残っているときか、どちらの役が無効になるかは、ルールによって違います。Fuda Wikiでは、場に柳の札があると花見酒が、桐の札があると月見酒が無効になるとしており[4]、Board Game Arenaでは11月(柳)の札を取ったプレイヤーは両方とも数えられません[6]。このゲームではどれも採用しておらず、花見酒・月見酒はいつも5点です。

猪鹿蝶とタネ、赤短・青短とタン

  • 萩に猪(7月・タネ・10点)
    萩に猪
  • 紅葉に鹿(10月・タネ・10点)
    紅葉に鹿
  • 牡丹に蝶(6月・タネ・10点)
    牡丹に蝶
  • 梅に鶯(2月・タネ・10点)
    梅に鶯
  • 芒に雁(8月・タネ・10点)
    芒に雁

任天堂の役一覧では、猪鹿蝶は5点で、ほかのタネ札1枚ごとに+1点です。タネ(タネ札5枚で1点)には「猪鹿蝶ができたら無効」、タン(短冊5枚で1点)には「赤短か青短ができたら無効」と注記があります[1]。Fuda Wikiの現代的な役表も、同じグループの役はいちばん高いものだけを数えます。一方、そこで紹介されている古いルールでは、枚数による加点をなくすかわりに役を重ねて数えます[4]。同じ札で猪鹿蝶とタネを重ねて成立させられるとする日本の解説もあります[7]。

このゲームは両方数え、枚数による加点もそれぞれにつきます。1枚の札が、猪鹿蝶とタネ、赤短・青短とタンの両方に数えられます。

役を重ねるかどうかによる違い(倍付けは任天堂が7点以上、このゲームが8点以上)
取り札任天堂このゲーム
猪鹿蝶の3枚とタネ2枚猪鹿蝶5+2=7点、タネは無効 → 7×2=14点猪鹿蝶7点+タネ1点=8点 → 8×2=16点
赤短の3枚と短冊2枚赤短5+2=7点、タンは無効 → 7×2=14点赤短7点+タン1点=8点 → 8×2=16点
赤短・青短の6枚と短冊1枚重複10+1=11点、タンは無効 → 11×2=22点重複11点+タン3点=14点 → 14×2=28点

いちばん高い役だけを数えると、1枚の札が二重に得点することを防げます。重ねて数えると、同じ種類の札を集めるほど点数が伸びます。

手役(手四・くっつき)

  • 桜に幕(3月・光・20点)
  • 桜に赤短(3月・短冊・5点)
  • 桜のカス(3月・カス・1点)
  • 桜のカス(3月・カス・1点)
手四(てし):同じ月の札4枚
  • 松に鶴(1月・光・20点)
  • 松のカス(1月・カス・1点)
  • 梅に鶯(2月・タネ・10点)
  • 梅のカス(2月・カス・1点)
  • 藤に不如帰(4月・タネ・10点)
  • 藤のカス(4月・カス・1点)
  • 菊に盃(9月・タネ・10点)
  • 菊のカス(9月・カス・1点)
くっつき:同じ月の札2枚ずつ4組

配られた手札に同じ月の札が4枚そろう手四と、同じ月の札2枚ずつが4組のくっつきは、誰も札を出さないうちに6点でその回が終わります。任天堂の遊び方、一般的なルール、このゲームのどれも同じです[1][2]。ウィキペディア日本語版によると、手役を採用しないルールもあり、その場合は配り直すことが多いようです[2]。

2人とも手役がある場合について、任天堂の遊び方には記載がありません。ウィキペディア日本語版ではどちらにも点数は入らずに次の回へ進み、Fuda Wikiでは引き分けとして、同じ親のまま次の回に進みます[2][4]。このゲームでは親の手札を先に確かめ、親の手役を数えます。手役の得点も、ふつうの回と同じように計算します。6点は8点に届かず、こいこいもまだ宣言されていないので、得点は6点のままです。相手の残りの持ち点を上限に受け取り、次の回は手役のあった人が親になります。同じ月の札4枚と2枚ずつ2組がそろった手札は、手四として数えます。実際の流れはルールのページで紹介しています。

配り直し

  • 芒に月(8月・光・20点)
    芒に月
  • 芒に雁(8月・タネ・10点)
    芒に雁
  • 芒のカス(8月・カス・1点)
    芒のカス
  • 芒のカス(8月・カス・1点)
    芒のカス

場に同じ月の札が4枚そろうと、それを取れる札はもう残っていません。任天堂の遊び方、ウィキペディア日本語版、このゲームのいずれも配り直します[1][2]。Fuda Wikiには、親が4枚をまとめて取って場に4枚を補充するルールや、親が6点で上がるルールも載っています[4]。

任天堂の遊び方は「場札に同じ月が4枚あるなど、札が偏っている場合」に配り直すとしていて、ほかの例は挙げていません。Fuda Wikiとウィキペディア英語版では、場札が2枚ずつ4組(くっつきの形)のときも配り直し[4][5]、Fuda Wikiはそのまま続けるルールも紹介しています。このゲームは場札が2枚ずつ4組でも配り直さず、そのまま始めます。場に同じ月の札が3枚ある場合はどのルールでも配り直さず、残りの1枚で3枚すべてを取れます。

親の決め方と親権

親(おや)は、各回で先に札を出します。最初の親は札を1枚ずつめくって月の早い方にするのが一般的で、任天堂の遊び方では、親を決めた札を山札に戻します[1]。ウィキペディア日本語版とFuda Wikiは、同じ月なら点数の高い札の方を親としています[2][4]。このゲームもコンピュータとの練習では同じ方法で、同じ月のカス同士ならめくり直します。オンライン対戦では、コイントスで最初の親を決めます。部屋を作った側が自分の乱数を伏せたまま確定させ、相手の乱数を受け取ってから明かす仕組みなので、どちらも結果を操作できません。

2回戦目からは、任天堂の遊び方でもこのゲームでも、その回の勝者が親です。勝敗に関係なく交互に親をするルールもあります[2]。

誰も「勝負」しないまま両者の手札がなくなった場合、任天堂の遊び方ではノーゲームとして親を交代します[1]。ウィキペディア日本語版では点数なしの引き分けが一般的とされ、親は続ける方法と交代する方法の両方があります。流れた回に親が得点する「親権(おやけん)」や、子が得点する「つかず」も紹介されています[2]。親権の点数は、ウィキペディア英語版では1点、日本の解説には6点のものがあり、Fuda Wikiは1点か6点が多いとしています[5][7][4]。このゲームでは点数は入らず、親もそのままです。こいこいした後に点数が上がらずに終わった場合も同じです。

回戦数と点数の数え方

任天堂の遊び方は12回戦で、各回の得点を合計し、多い方が勝ちです[1]。12回戦で1ゲームとすることを「年(ねん)」や「どん」といい、6回戦は「半どん(はんどん)」、3回戦ごとの区切りは「季(き)」と呼ばれます[3]。回戦数を決めずに目標の点数まで遊ぶ方法もあり[2]、Fuda Wikiは、勝った人の得点を負けた人の点数から差し引く方式も紹介しています[4]。

このゲームは6回戦か12回戦(部屋を作るときに選びます)で、持ち点のやり取りで勝敗を決めます。

  • 持ち点は2人とも25点から始めます。
  • その回に負けた側が、その回の得点を勝った側に支払います。支払いは残りの持ち点までです。
  • 持ち点が0になった側は、最終回戦を待たずにその時点で負けです。
  • そうでなければ、最終回戦のあとで持ち点の多い側が勝ち、同点なら引き分けです。

この持ち点方式はこのゲーム独自のもので、公開されているルールから採ったものではありません。大きなこいこいが決まれば、対戦が早く終わることもあります。たとえば持ち点が12点の相手に40点で勝つと、支払いは12点で、その時点で対戦は終了です。

そのほかのローカルルール

  • 役の点数:Fuda Wikiは五光15点・三光6点が多いとし、ウィキペディア日本語版も任天堂と違う点数を併記しています[4][2]。このゲームはすべて任天堂の点数です。
  • 取れる札があるときの出し方:このゲームはFuda Wikiと同じく、取れる札を持っていても合わない札を出せます。Board Game Arenaやウィキペディア英語版は、取れるときは必ず取るルールです[6][5]。
  • 月札:12回戦のゲームで、その回の月の札4枚をそろえると役になるルールです[4]。このゲームにはありません。
  • 季の3連勝:1季(3回戦)で3連勝すると得点を倍にするオプションです[3]。このゲームにはありません。
  • 場の光札による倍率:八八にならい、場に配られた光札の数に応じて倍率を上げるルールです[4]。このゲームにはありません。
  • こいこいの最低点:ゴーストップにならい、一定の点数がないとこいこいできないルールです[4]。このゲームにはありません。

ウィキペディア日本語版にもあるとおり、役や得点にはローカルルールがあるので、始める前に確認しておくと安心です[2]。このゲームで選ぶのは回戦数と「8点以上で2倍」だけで、どちらもロビーの部屋一覧や参加前の画面で確認できます。

参考文献

  1. こいこい|花札の歴史・遊びかた、任天堂、任天堂の遊び方と役一覧
  2. こいこい、ウィキペディア日本語版、一般的なルールとローカルルール
  3. 花札、ウィキペディア日本語版、化札、年・半どん・季
  4. Koi-Koi、Fuda Wiki、ルールとバリエーションの一覧(英語)
  5. Koi-Koi、ウィキペディア英語版、配り直し、親権、取り方(英語)
  6. Gamehelpkoikoi、Board Game Arena、取り方、花見酒・月見酒の無効(英語)
  7. 花札「こいこい」のルール、攻略大百科、倍返し、役の重複、親権6点
  8. 花札の「雨流れ」と「日の出」とは?(+霧流れ)、サザノノ、雨流れ・霧流れ
  9. 花札こいこいの点数計算|役の合計→7文倍付→こい被りまで(例つき)、サザノノ、7文倍付、こい被り
  10. こいこいのルール、花札forモバイル、公式ルールの有無と任天堂のルール